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2022/12/25
JTDX Linked with PSE-LOG, Homebrew Log Software
JTDXと自作ログソフトPSE-LOGとの連携

最近7MHzのアンテナが使えるようになったのでオンエアしているが、もっぱらFT8になってしまった。何と言っても家事とか何かしながらできるので便利。自作のアンテナでどの辺が聞こえる(見える)のか交信できるのかよくわかる。

デジタルモードは最初JT65で始めたはずだがいつの間にかJTDXを使ってFT8、調べてみたら2018年の元旦が最初だった。もう5年にもなっているなんて信じられないほど、時の流れるのは速く感じる。

最初のうちは1局交信するたびに自作のログソフトに手入力していた。WSJT-XもJTDXも内部にテキスト形式でログをとってくれているので、それを自分のログ形式に変換してインポートするようにした。ボタンひとつクリックしてバッチ処理でインポートできるようにして使っていたが、それも面倒になってきた。

そこでなんとかならないかと試行錯誤して、ようやくのことで本日FT8で交信したデータを全自動でPSE-LOGに取り込むことができるようになった。これは非常に便利。自分から自分へのクリスマスプレゼントだ。

原理的にはJTDXの記録したwsjtx_log.adiのタイムスタンプを一定時間ごとにチェックし、最後にインポートした時刻よりも新しくなっていたら、PSE-LOGに記録された最後のFT8交信と同じ交信データをwsjtx_log.adiの中から見つけて、それ以降の交信データをPSE-LOGに追記するものである。もちろん想定されるエラーが起きた場合の処理や wsjtx_log.adiをリセットしてしまった場合の処理等、いろいろあるから一筋縄ではいかなかった。

FT8の交信を行いながら、PSE-LOGにSSB等の別の交信データを入力する場合は一時的に連携を止めて行わなければならない(と思われる)が、この辺の排他処理は残された課題である。