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2019/08/16
6m-band Single Loop Antenna Adjustment
6mバンド用シングルループアンテナの調整

アルミの平板(断面10×2mm)を用いてループを構成。試作では長さ1920mmものを3本用いていたが、周長を大きくするため860mmを追加した。
重ねつなぎの部分を60mmとしているので有効長はそれぞれ60mm短くなるので、周長は6380mm、ループ半径は1015mmとなった。

ループの内側に容量結合したマッチングロッドをループから約40mm離間して配置した。ショートバーはコの字型としクリップではさみ調整している。 なお容量結合部はアルミ平板の間に厚さ0.1mmのポリエチレンシートを挟んで実現している。対向形状は幅10mm×長さ43mmで絶縁ブッシングとねじで固定するため直径5mmの孔があいている。計算上の静電容量は43.8pFとなった。周囲にブチルゴムテープを巻いて雨水から保護した。

まだ最終的に追い込めてはいないが、現状の測定値は次の通り
     f=50.0MHz VSWR=1.3 R=36Ω X= 5Ω
     f=50.2MHz VSWR=1.3 R=36Ω X= 6Ω
     f=51.54MHz VSWR=1.42 R=36Ω X=10Ω
     f=54.0MHz VSWR=2.1 R=87Ω X=36Ω

《2019/08/19の記事に続く》