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(追記: 当然FT8など他のデジタル通信にも使える)

2016/05/23
Simple Data Communication Interface for JT65
JT65用の簡単なデータ通信インタフェース

ローカルでも JT65というデジタルデータ通信がとみに流行ってきているようで、7.041MHzあたりで妙な音が目立つようになった。

JT65の免許自体は2014/07/30付でおりていたが全く取り組んでいなかったので、試みに WSJT-Xなるソフトをパソコンにインストールして、無線機のスピーカからの音をパソコンにマイクをつないで聞かせてやったところ、通信の模様が表示されるようになった。

このところ使っていなかった Kenwoodの TS-50を JT65専用に使うことにしたが、あいにくデジタル信号を扱うアクセサリ端子が存在しない。

そこでTS-50のスピーカ出力とマイク入力をそれぞれ、パソコンのオーディオ入力と出力に接続する簡単なインタフェースを作成した。

TS-50にはVOX回路がないので、パソコン出力を検波(?)整流してTS-50のPTTに接続し、送受切り替えをするトランジスタ3石の送信制御回路を作成した。無線機にVOX機能さえあればこんなトランジスタ回路は不要なのだが...。

ネットで調べるといろいろと入出力アイソレーションをする工夫をして複雑なものが多いが、こんな簡単なインタフェースで十分にJT65での交信が楽しめることが確認できた。